おうちでMRTKと戯れる(準備編)
仕事でHololens2を触るようになったので、自分の復習を兼ねたやつです。
n番煎じとかは関係ないです、自分用だもん。
環境準備
家にはHololensはないです。
でも環境は作れます。
環境を作るって時点で目眩なんですけど、やっていきます。
リンク先にはインストールチェックリストが用意されています。
順番に見ていきます。
- Windows 10 のインストール(Windows Updateから最新にします)
- Visual Studio2019のインストール(ユニバーサルWindowsプラットフォーム開発、C++によるデスクトップ開発、Unityによるゲーム開発にチェックだ!)
- Windows10 SDK(10.0.18362.0以降)
- Hololens2 エミュレーター
- Unity (おうちは2019.2.21f1を使用します)
今回はEmulatorの使用を前提にしているので、Emulator使えるかも確認しますよ。
大体「Hyper-V」が無効になってたりします。
有効にしておきます。
Unity での環境を整える
公式ページではMRアプリを構築する催促の方法はUnityを使用することって書いてます。
Unity 開発の概要 - Mixed Reality | Microsoft Docs
既にUnityはインストール済みなので、Unity上でMRTKを動かせるようにしていきます。
(上記ページではMRTKの概要と続くのですが、こういうのを読み飛ばすのがダメなんだなぁ。読みましょう)
さて、色々飛ばしてMRTKのチュートリアルを進めます。
じゃん
手順についてはものっすごく丁寧に書かれているので詰まることはそうそうないので、私が困った点だけ記載していきます。
- Build Settingsでの警告
最初にUWPにプラットフォームを変更しますが、「Selected Visual Studio is missing required components and may not be able to build the generated project」という警告が出ました。
実はエラー出るかなぁと思ってたことがあって、Visual Studioをインストールするときにチェック足りてない気がしていたんですよ。
確認すると「C++でのデスクトップ開発」にチェックが入ってなかったので、追加しました。
VSで入れ忘れがあれば、スタートメニューから「Visual Studio Installer」を起動、インストール済みのVS2019の変更を選んで対応出来ます。
こんな感じでコンポーネントの追加が出来ます。
完了すると再起動がある場合があります。
警告は無事に消えました。
- MRTK2.4 のアップデートによる変更
MRTKをUnityにインポートすると「MRTK Project Configurator」が表示されます。
チュートリアルのキャプチャは古いままっぽいのですが、空間音響の設定が追加されています。
デフォルトはNoneですが、折角なので設定しておきました。
- Scene の Save
ある程度の設定が出来たら保存は大事!
チュートリアルでもSaveの手順があります。
元々Unityやっている人は普通かもしれないのですが、Hololensを触るのをきっかけにUnityも始めた某、何が保存されるか理解出来ず。
手順通りSave As... を選択すると、Assetsフォルダが開かれます。
「なんだと…?」
手順では優しく「Sceneフォルダに移動し、シーンに適切な名前をつけて保存」とあります。
手前の手順まで行っていたMRTKのAddなどはSampleSceneに対して行っていたので、これを別名で保存しましょうね、という手順。
なんかね、この簡単なことがなかなかわからなかったんですよ、最初は。
Sceneの保存っていうのがピンとこなくって。
そんなこともあったよっていうメモです。
今はもうわかるので、めんどくさいからSampleSceneに上書きしちゃいます。
- Emulator への配置
チュートリアルではHololens2の実機に対してデプロイしますが、今回はEmulatorを使用するのでVSでの手順がちょっぴり変わります。
ターゲットデバイスの変更のプルダウン矢印ちっさくて、大体一回は間違ってデプロイ始めますよね。
さて、Emulatorにデプロイするときはこんな感じの設定にします。
デプロイに成功すると、実機を持っている人は「あ〜^^^」ってなる、起動音がします。
HL2と同じ音がするってだけですけど、私は初めて聞いたときに、実機と同じ音だーって思いましたよ。
起動成功^^
今回はここまでです。